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『自分を内省して出てきたものを、素直に表現する』

2020年がいよいよ終わります。なんといってもコロナ感染パンデミックにより、大変な一年になりました。でも自分自信について言えば、ここ数年精神面というか、思想的といか、スピリチュアル的というか、そういう活動が停滞していたところに、再度灯がともった感じの年になりました。コロナで外出を控えていた時期に、思うところを情報発信するようにとのメッセージが何回も降りて、「コロナ後の世界」をFacebookに連載したりしたものです。

その延長線上で、これからの「風の時代」に向かってホームページ上でこの『これから塾』を始めた次第です。2020年はそんな年になりました。

さて「これからの時代の生き方-10訓-」、今回は5番目の『自分を内省して出てきたものを、素直に表現する』です。これは、旅するスピリチュアリストあまね理樺さんが動画で語られていた言葉を参考にしました。「あるがままの生き方」として引き出された言葉だったと思います。

腑に落ちて取り上げさせていただいたのですが、前半の「自分を内省して出てきたもの」については、「気づく」「気が付く」でも述べてきたように、自分の内側にこそ大切なものがあり、それを見つめることが大切だということです。

それを「素直に表現する」とはどういうことでしょうしょうか。やはり私たちは周囲のこと、周りの人達のことなどを気にして、自分の行動を制限してしまったり、変えてしまったりします。自分の場合はこればっかりやっているタイプの人間ですが、これからの時代は自分軸で生きる時代、内側から浮かび上がってきたものを素直に行動に移していくことが大切だと思います。

自分の中には、色々な自分、色々な顔があると思います。それはレイヤーをなしていて、焦点の合わせ方によって自分が違って見えたりするものです。でも、どれも確かに自分なんですね。だからその時その時に焦点のあったことに、あんまり考え過ぎないで、素直に寄り添っていくことが必要なんだと思います。周囲を気にするよりは、気が付けばその方が周囲との歯車が上手く回っていることが多いと思います。

自分の内側を内省して出てきたものを素直に表現してみましょう。そうすると表現した先の外側と、内側の境目が薄まってくるでしょう。

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年末休業日のお知らせ

いつも大変お世話になっております。

年末に向かい、12月22日(火)と29日(火)は、休業とさせていただきます。年明けは、1月5日(火)より開業いたします。

コロナ感染拡大が続いていますが、皆様どうぞよいお年をお迎えください。

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『気が付いたときに、その気が付いたことをする』

さて、もうじきグレートコンジャンクションですが、米大統領選もコロナ感染拡大もまだ大きな事象がありそうですね。一喜一憂しないで、時代の変化の大きな流れの中の出来事として冷静に受け止め、坦々とやるべきことをやって行きたいものです。

「これから塾」今回は10訓4番目の『気が付いたときに、その気が付いたことをする』についてです。前回の「気づく」と「気が付く」を比べると、今回の「気が付く」の方が日常的な反応だと思います。そして、「気が付いたときに、その気が付いたことをする」とは、気が付いたことを即やってしまう、ということに他なりません。

もう少し具体的に言うと、例えば部屋の掃除をしている時に、ふと「卵と牛乳を買っとかなきゃ」と思ったら、掃除を中断して卵と牛乳を買いにいった方がいいということです。デスクで資料作りをしている時に配偶者への言付けに気がついたら、ちょっと仕事を止めてLineを送ってしまうとか・・ 食事中に10年前の写真が頭をよぎったら、その写真を引っ張り出して見てみるとか・・

なんでもその時直ぐできることばかりではありませんが、できそうなことならその時片付けてしまった方がいいということです。自分のような高齢者の場合、何かをしていた時にそれを中断して「気が付いたこと」をすると、もともとやっていたことの方を忘れてしまって、ほったらかしになるという弊害もあるんですが! 「気が付いたこと」にはやっぱりその時にする意味がある場合が多いと思うんです。それが人生全体の流れになっていく。逆にその時にしないと失っているものがある場合があると思います。

ホオポノポノのKR女史が、子供たちが庭に持ち出したマグカップが、「早く私を片付けて!」と訴えていたのを、「直ぐに戻って片付けるわ。」と言って、その時していた洗濯などの用事を済ませてから庭に行ってみるとマグカップが割れていた、というエピソードを本に書いていました。失われたのは物だけではないということですね。

「気が付いたときに、その気が付いたことをする」、それが習慣化して生活の流れになってくると、人生の流れに淀みの時期が減ってくると思います。いつも自然に坦々と生きられるようになってきます。自分という存在を、皮膚で囲まれた肉体の中だけでなく、もっと大きな意識存在として捉えた広がりの中で、必要なことを坦々とするという感覚に繋がって、人生の流れ、リズムがシンプルに整ってくると思います。少々日常を乱される出来事が起きても、意識、心はそんなに乱れないで起きることの流れを俯瞰するようにしていられる、そんなふうに変わってくると思います。

さて、少し眠くなったのでそろそろ寝る準備をしましょうか。

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『既存の知識に捕らわれず、内側から湧いてくる気づきを優先する』

さて、「これから塾」今回は10訓3番目の『既存の知識に捕らわれず、内側から湧いてくる気づきを優先する』です。

初めに「知識」についてですが、知識とは主に外部の情報を学習してそれが記憶に定着したしたものです。この知識を得る活動を、私たちは脳の中で人間の脳と言われる大脳新皮質で行っています。意識としては、通常私たちが何か思ったり考えたりする顕在意識の領域になります。知識とは、枠組みを見直すなどある程度自分で意識して扱わない限り、絶えず変動する宇宙の中にあって、固定された情報になります。

これに対して「気づき」は、私たちの内側から浮かび上がってくるものです。内側とは潜在意識や深層意識の領域で、係る脳の部位としては、ざっくりと捉えるなら、潜在意識が哺乳類の脳と言われる大脳辺縁系、深層意識が爬虫類の脳と言われる脳幹になります。意識領域の大きさの比較としては、顕在意識が5~10%くらいで、潜在意識・深層意識が90~95%くらいとよく言われますが、情報の処理能力としては、潜在意識が顕在意識の100万倍くらいのスピードで絶えず情報を処理していると言われます。そこにはその情報処理スピードに見合った膨大な潜在記憶・深層記憶が存在していると言えます。また深層意識は集合無意識の領域に繋がっていますから、内側と外側の境目がなくなります。

「気づき」とは、そうした領域から浮かび上がってくる必要な情報を、顕在意識が捉える行為です。「気づき」とは、浮かび上がってくる必要な情報に理屈抜きに反応するという仕組みである点が重要だと思います。

そして、これからは人により形は様々だと思いますが、顕在意識と潜在意識・深層意識の統合が進む時代になると思います。固定された知識体系に縛られた生き方から、絶えず変動するけた違いに膨大な情報の中から浮かび上がってくる自分に取って必要なものをベースにした生き方に、自然に変わって行くのだろうと思います。

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-これから塾 番外編- 『コロナ後の世界』

大きな変動の年となった2020年も残すところひと月になりました。なんといっても今年は新型コロナウイルス(Covid19)による感染症がパンデミックとなり、今また世界で感染拡大が始まっています。

そんな中4月2日から9月5日までの間に、9回に渡って『コロナ後の世界』というコラムをフェイスブックに書き、私見を述べました。以下にそれぞれの回ごとにリンクをはりましたので、興味のある方はご一読いただければ幸いです。

『これから塾』番外編です。

コロナ後の世界 [1](2020.4.20)

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(リーマンショック後の2009年に、金融崩壊についてまとめた大変長い文章です。興味のある方のみお読みいただければと思います。)

コロナ後の世界 [2](2020.5.2)

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(アフターコロナを論じる視点について整理しました。)

コロナ後の世界 [3](2020.5.5)

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(自立意識への変容についてまとめました。)

コロナ後の世界 [4](2020/5/12)

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(環境問題の視点で書きました。)

コロナ後の世界[5](2020.5.27)

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(国という境界線のあり方についてまとめました。)

コロナ後の世界[6](2020.6.16)

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(陰謀論についてフィクションを書きました。)

コロナ後の世界[7](2020.7.23)

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(軽井沢病院総合診療科医長 稲葉敏郎先生の『いのちの全体性を取り戻す』というコラムを転載させていただきました。)

コロナ後の世界[8](2020.7.31)

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(フィールド、エネルギー、パラダイム・シフトなどについて書いています。)

コロナ後の世界[9](2020.9.5)

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(組織論として「ティール組織」を紹介しています。)