に投稿 コメントを残す

これからの時代の生き方-10訓- 番外編 『ちょっと政治の話』

この先世界の中で日本がどうなって行くのか、少しだけ真面目に考えてしまいました。

今の自民党(自公)政権は、もう末期症状ですね。今の政権の問題点を上げると、既存の利権構造の上に政府も官僚もあり、中には少しは時代の先を見て変えていかないといけないと思っている人がいても、がんじがらめの利権構造とヒエラルキー構造で、どうにも動きようがないというところでしょうか。上層部の人達はもう思考パターンの変わりようがないから放っとくとしても、それより若い人たちは、政治家であっても官僚であっても、少しでも次の時代をよくしようと思って活動してもらいものです。

台湾のオードリー・タン大臣の「自由への手紙」を読みましたが、今の日本は台湾に遅れること30年という気持ちになりました。日本が遅れているのも確かですが、台湾が世界を先取りして進んでいる印象を持ちました。

オードリー・タンさんは多様性の本質を体現して生きていると思えるし、これまで世の中を動かしてきた政治とか経済という構造に、ハッシュタグが取って代わるという視点も、大変斬新で、目からうろこが落ちる気がしました。「誰かが決めた『正しさ』には、もう合わせなくていい」とは、正に自分軸で生きる時代を表現した言葉です。そういう人物が、4年前に35歳で大臣になっちゃった国があるのです。ハッシュタグが世界を動かすという発想で行けば、国という境界線は今よりずっと薄まっていい訳です。

これから時代が変わって行く方向については、これまでも色々なところで書いてきましたが、科学的・分析的思考から人間的・統合的思考へ、対立・競争から融合・共創へ、一方向の拡大成長から地球レベルの循環へ、もの中心からこころ中心の世の中へなどと表現できるでしょうか。

今の自民党政治がこれまでの時代の末期症状を呈していても、それに取って変わる力のある人たちが出てきません。今台湾が世界の最先進国になった印象を持ちますが、これからの世界、これからの時代の色々な論評の中に、日本が世界をリードする中心になるという論調を目にすることがあります。実際そうなるのではないのかと、心のどこかで思っていたりもします。

千賀一生さんの「ガイアの法則」では、文明周期800年説の西暦2000年頃から始まる新たな800年の世界の中心地は東経135度上、日本の明石、淡路島辺りになると言われます。これは地球の歳差運動による太陽系、銀河系の中での地球の磁場変化に伴う地球のエネルギー状態によるものであり、先ずそのようになって行くのでしょう。これまでの西暦1200年頃から始まった西回り文明の800年では、経度0度のロンドンに中心地が動く前にポルトガル、スペイン、オランダの時代がありました。これからの東回り文明でも、明石、淡路島に中心地が動く前に、台湾に中心地が来る、もう既にそんな動きが出て来たのかと思います。

日本では今後少し時間(きっと70年くらい)をかけて、東経135度文明の形ができていくのでしょうが、それは自民党に代わる新しい勢力が台頭してきて、今の政権勢力に取って代わるというような形にはならないでしょう。今の自民党政権の衰退と共に、今の政治とか経済とかの構造、体制そのものが徐々に衰退して行き、誰かがそれに取って代わるというのではなく、別の新しい形が目芽吹いてくるのだと思います。

そしてそういう新しい世の中の形、在り方、仕組みが、台湾や日本からハッシュタグで世界に広がっていく。そんなふうになるのかも知れません。それまでにはもう少しの間、いろいろガチャガチャしたことが日本でも世界でも起こることでしょう。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です