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『時間感覚と活動について』

最近時間の進み方が早くなっているとよく耳にします。自分もそう感じますが、ひとつは歳を取るにつれて早く感じられるようになるということでしょうか。それとは別に、やっぱり最近時間の進み方が早くなっていると感じているひとは多いでしょう。時間の進み方が早くなると、同じ時間内にできることは減るのでしょうか? 必ずしもそうとは思えないですね。

改めて一定の時間内にどれくらいのことができるか考えてみました。例えば1分あれば本が1ページ読めるとか。人によりますが、その3分の1くらいのスピードの人もいれば、その3倍くらいの人もいるでしょう。速読ができる人は、その100倍はいくでしょうか。一般の人が大脳新皮質で文字を読んで理解していくのに対して、速読の人は視覚情報を大脳辺縁系も使って読み取る能力を身につけているように思います。添付の表に示したように、大雑把に言えば、大脳新皮質が顕在意識の活動に、大脳辺縁系が潜在意識の活動に結び付いているのだと思います。そして、深層意識/集合無意識については部位を特定すべきではないかも知れませんが、敢えて言えば脳幹などにその活動が結びついているのでしょう。

そして、活動というか意識の情報の処理能力ですが、これも大雑把に言えば、潜在意識の領域は顕在意識の100万倍、深層意識の領域は顕在意識の10億倍のスピードで、情報を処理する能力を持っているのではないかと思います。潜在意識は、通常私たちが意識的に行っている思考活動の100万倍の活動が、同じ1秒の間にできてしまうということです。それが深層意識になると10億倍になる。

部位   大脳新皮質大脳辺縁系脳幹、小脳、脊髄  (身体、DNA)
機能知性、理性感性、感情行動、生体活動
意識顕在意識潜在意識深層意識 集合無意識
記憶通常記憶潜在記憶深層記憶 生命の記憶 宇宙の記憶
コミュニケーションとその媒体言語クォンタム  クォンタム
コミュニケーションの対象人間生物生物、無生物 全ての存在
腦と意識・記憶・コミュニケーションの分類

例えばタロットなどのカードを引くとき、複数の人に短時間にぱっぱかカードを出していっているのに、それぞれの人のその時の状況にふさわしいカードが見事にでてくるものだと、感じたことはないでしょうか。顕在的な時間軸で考えたらありえないことですよね。でも、潜在領域、深層領域の時間軸で見れば、ふさわしいカードは簡単に引き出せるのです。私たちの指先の動き、手の動き、腕の動きなどを神経系、筋肉を使ってコントロールし、ふさわしいカードをピックアップさせる時間的余裕が楽勝であるということです。その過程で100回間違おうが、1000回間違おうが、修正してふさわしいものを引き当てる余裕がいくらでもあるということです。要はそれを信じるか信じないかです。

最近何故時間の進み方が早く感じられるようになっているのか? 私たちに何か潜在的な気づきを即されているように思うのですが、それを信じていきましょう。

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『時間感覚と活動について』」への4件のフィードバック

  1. 難しい事はわかりませんが…
    私達の先生がパッパッと引くガードはやはり、どこかと繋がって行われているということですね(信じれば)
    時間が早く過ぎるという点において、私が感じる事は昔の自分というものより、色々わかってきた今の自分の方が自分に力を取り戻していて“なりたい自分”により近づいているので、自分に一致している時間=楽しい時間が長くなっている事が原因の一つかなぁーと私は思います。

    楽しい事ってあっという間に終わってしまう感覚あるでしょ(^^)

    1. 「ま」さん、コメントをありがとうございます。
      このヒーリングサロンの初めの頃のキャッチフレーズは、「快適な心身で充実した毎日を!」でした。
      「“なりたい自分”により近づいている」って、充実していますよね。
      そして、楽しい時間が長くなっている。
      いいなぁー!!

  2. 確かに時の経つのが早い、とは思う。でも塚田さんの話をゆっくり読む。よく分からなくてもイライラしないで、外の緑樹を見る。そんな事10−20年前はしなかった、と思う。いま一番良いな、と思うのは、どうして、何にもしないでブラブラできるのだろう、嗚呼、満員電車にトイレも我慢して通勤しなければならなかった、あんな事はもう無いよな、と思える幸せ。

    1. H2さん、コメントをありがとうございました。
      いいですね!!
      「今この瞬間、一時一時のいとなみの豊かさを感じて生きなさい。」私のガイドさんからの言葉です。
      まだ実感できていないのですが、そんなふうにありたいと思って生きています。

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